経済的な塗料です。サイクルの早いアパートなどの塗り替えなどにはいい塗料です。一般に塗膜が硬く、紫外線に弱いのが特徴です。新築のモルタル、窯業サイディングは、ほぼアクリル塗料で仕上げてあります。
・一般外壁
・屋根
3—5年
2年
最も普及している塗料で、耐薬品性、耐油性、耐磨耗性、たわみ性があります。立体架橋硬化などもあり透湿性もなかなかです。10年経過後に再度塗装をご計画するのであればコスト的に有利な塗料だといえます。
・一般外壁
・鉄部
・樋
・屋根
5—7年
4年
アクリル塗料の欠点である耐候年数の低さをカバーするために、アクリル樹脂にシリコンを添加した塗料です。無機質に近いシリコンの働きで耐候年数が飛躍的にのびました。亜鉛鍍金面へ直接塗装ができます。
・一般外壁
・屋根
8—10年
6年
ホタル石からフッ素は作られており、耐候年数はトップクラスです。ただ、フッ素を塗料にする際につなぎとしてアクリルを使うのが一般的ですから、 そのアクリル部分に太陽の紫外線を当てないように作られたフッ素が強いです。
・一般外壁
・鉄部
・屋根
10—15年
8年
光触媒塗料などがこれにあたります。触媒の元になる二酸化チタンが有機物を分解してしまうので無機質系を使います。紫外線に強いので耐候年数も長いのが特徴です。下にJIS A 6909規格を表記しておきますが、あるメーカーの光触媒が照射時間9,000時間を越えても異常がないと聞いてビックリしております。現在も照射中でどこまで伸びるのでしょう。
・一般外壁
10—15年
8年